話しの置き場

話したことの覚え書き

未来と過去

私たちは普段、自分が未来に進んでいると考えがちです。ですが、未来という言葉は「未だ来らず」と書き、過去は「過ぎ去る」と書きます。漢字で書く通り、未来はこれから来るものです。

 

未来は自分が向かう先ではなく、今を生きている我々が手繰り寄せるものです。より良い未来に来てほしいと願うのであれば、より良い未来を私達自身が希望として抱き、より良い未来が来るように私達自身が努力しなければなりません。

会社や仕事で、目標を決め、達成する為に取り組むように、私たち自身の中にも希望や夢を持てば、それが目指す目標となり、それに向かって進むことができます。

 

そして、今を過ぎ去った過去は、終わった時間ではなく、我々の積み重ねた経験です。その経験や歴史は私達自身の生き方の土台となり、そこから学び、今に生かすことがより良い未来へとつながっていきます。

自分の過去は自分だけの経験。失敗も成功も感動も日常も、今の自分の進む道を示してくれる内にある光です。人の経験や古くからの歴史は、私たちの眼前を照らしまた別の道を示してくれる外からの光です。

 

未来に明るい希望を持ち、過去から学ぶ、そして今を生きる