話しの置き場

話したことの覚え書き

願いが自分を変えてゆく

 

願いはこうなったらいいな、あんな風になりたいなという事をただ誰かにお願いしてしてもらう他力本願の行いではありません。
自分が願う、自分の行いです。
 
願っている時、自分がなりたい、こうしたいと思うことを、はっきりと思い描いているはずです。
 
人は自分が思い描く姿に近いていきます。であれば、未来の姿、自分が望む姿を明確にイメージできればこそ、その姿を実現できるのです。
強く願う人の頭の中には、先々の自分の姿がはっきり浮かんでいるはずです。お寺の法事の時には、身体健全、体が健康であることを願います。本当に真剣に健康を望む人は、1年後、10年後或いは50年後、元気に歩いていたり、話したり、趣味打ち込む自分の姿を想像できています。
 
願うことは何でも良いです。やいたいことでも、なりたい姿でも、欲しいものがあるでもよいと思います。
それを願うことは、より良き未来を想像することになります。
 
願ったことが全て叶う訳ではないけれども願わないより願った方が良いです。
偶々良いことが起こることもありますけれども、それだけを期待して、ただただ待つより自分から進んだ方が良いでしょう。
 
願う意味のもう一つは自覚することです。自分で意識することです。
偶々良いことが起こることもあります。チャンスが巡ってくることもあります。チャンスはタイミング、一瞬のことです。いつでもすぐに捉えられるよう、未来に繋がるチャンスを探す意識が必要です。
 
さらには、願い続ければこそ、実現した時の喜びもなお大きなものになります。
 
お寺で願うも神社で願うも、ただ心で静かに願うも良いでしょう。


自分が願うことから未来は始まります。