故人が火葬に伏される時には、手を合わせて、合掌でお見送します。
故人の姿が見られる最後の時です。いろいろな想いが巡っているかと思います。亡くなられた方を惜しむ気持ちや、悲しむ気持ち、それは私たちが幸せに過ごさせて頂いた証です。だからこそ、感謝を込めて安らであることを心からお祈りします。
そして、幸せはお互い様。故人も最後まで幸せであったということです。
さらには、そう言った気持ちで送られることは、命尽きて尚、亡くなられた方にとって幸せな事です。
されど、残された私たちの気持ちはすぐに落ち着くものでもありません。だからこそ、何度も手を合わせて、故人の安かである事を祈るのです。